旅行の思い出②

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第2弾。
医師国家試験を終え、結果を待つのみとなった時のこと。

大学の卒業式なんかに全く興味のなかった私はひとりでヨーロッパへの団体ツアーに申し込んで、2週間くらい旅をしました。シニア向けのツアーでした。

そのツアーの最中、参加している年配のご婦人たちがものすごくかわいがってくれたんです。
食事やカフェにも誘ってくれるし、いろんな話もしてくれるし、挙句の果てには両手に持ちきれないほどのおみやげを持たされる始末でした。

でも私にとって一生の宝物となったものが別にあります。

彼女たちとの2週間、一緒に旅をして、なんとはなしに私が感じたことがあるんです。

うまく言えないんだけれども、誰もが歳をとり、おとろえ、いつかは死んで骨になる。
でもそれを受け入れたうえで、彼女たちの人生への挑み方、けじめのつけ方・・・明るさも切なさもみせてくれて、そんなものが私の一生の支えだったりするんです。

なんかうまく伝えられないです。

でもあの大学卒業の時に行った旅行は、私の人生ですごく大切なものとなりました。
生きていっていいんだよって言われたような、それも安心して立ち向かっていっていいと言われた気がしました。