音を出さなきゃ音楽は始まらない

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『今の若い(わけー)もんは・・・』なんて言えるほど私は年長者ではございません。

ございませんけれども、診察室で、若く、悩んで、苦しんでいる人たちをみていて、どうしても言ってあげたくなる時があります。

もっと気楽でいいし、そんなに失敗を恐れなくてもいいと伝えたいです。
私とそんなに年の変わらない彼らは私の眼から見ると、すごく慎重。
慎重なのは悪い事ではないはずですが、あまりに慎重すぎるために、ガチガチになって動けなくなっているように感じる。

失敗しない人はいないし、失敗のない人生なんてないんです。
行動したり、決断したりするから、失敗もする。
失敗しないただ一つの方法は、なんにもしないことです。

こういうことは人生観や価値観の問題だから正解はない。
でも、もしもあなたが苦しんでいるのなら、ほんのちょっと勇気を出して、変わってみてほしい。
変わることでもしも、何かを失ったり、失敗したりしても、何度だってやり直せる。

怖いのはわかる。私もそうだから。
でもほんのわずかでもいい。もし一歩踏み出すことができたとしたら、その苦しい毎日が、踊らないその心が、踊りだすかもしれない。
そんな風に思います。

『音を出さなきゃ音楽は始まらない』
今読んでいる本に出てきたセリフです。
私の人生観そのものです。

年長者の役割は、後進の人を温かく包み込んでやり、何重にもセイフティーネットを用意してあげて、気を楽にしてあげることなんじゃないかという気がするんです。

あなたが思ってるよりも世間の懐はずっとずっと深くて温かいものです。
私のようなハチャメチャな男でも、渡っていけるところが世間です。
人の役に立ちたい一心で、動いて、動いて、動きまくる。
そんな人に私はなりたいです。