ありがとう、ブラック・ジャック先生

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風に立つライオンを聴きながら、この文章を書いています。

仕事中は体が反射的に動きます。
でも(私の場合はということですが)時々恐怖を感じることもあります。
人の生死に関わる恐怖です。これと対峙しなければなりません。
多かれ少なかれ医者はみんな、この恐怖を背負いながらやっているのではないでしょうか。

医者を辞めようとしたこともあります。

でも今でもこうして医者を続け、できれば死ぬまで医者であろうとさせるのは、人の命を救いたい、人の役に立ちたいという小学六年生の時からの情熱が消えないおかげです。

中学の恩師・根元先生、さださんの風に立つライオン、手塚治虫ブラック・ジャック・・・
いろんなものに導かれてここまで来ましたが、このブラック・ジャックの写真は今日を限りに捨てようと思います。この写真がなくても、もう私は自分の足で前に進めると思ったからです。

ありがとう、ブラック・ジャック先生。

これからは苦しんで、苦しんで、自分で生み出していこうと思います。
それも頭でじゃなく、体で生み出していこうと思います。