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バイオリンを再開して数ヶ月。
もっとこういうふうに弾きたいのにという悔しいような、歯がゆいような気持ちに多々おそわれる。
私は本気で取り組むことにした。
先生と相談し、基礎を徹底してやることにした。
バイオリンの基礎は、スケール。
フリマリーの音階教本を1冊、徹底的に仕上げることに。
これが終わるまでは曲はお預けです。
そして休日など1日10時間やろうとして高い壁を感じた時に思い出したのです。
浪人生だった頃、数学と悪戦苦闘した日々のことを・・・
数学を10時間やるなんて初めは不可能に感じたものです。
でも力がついてくると、10時間やることが平気になっていた。むしろ楽しさを感じるようになった。
昔の話になりますが、私にとって数学は最大の得意科目でした。
大学でも線形代数という数学の授業があり、医学生の教養課程で最大の山でした。
そしてこの数学とバイオリンは似ているところもあります。
ほぼ無限に思える膨大なその世界に対して、取る姿勢が似ているのです。
コアとなる部分を徹底して考え、考え、考えて取り組むことで、体にしみこませるアプローチが有効であることや、言葉ではなくイメージが大切なキーになってくるということなどです。ちょっと表現が難しいのですが。
まぁ、私が感じるだけかもしれません(笑)
でも、アインシュタインもバイオリンが生涯の趣味で、バイオリンについてこう言っています。
「バイオリンは理系的な楽器だ」
意味は私の考えと違っているかもしれませんが。