九年ぶりの福島

2011.3.11

あの日、私は福島に行った。

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あれから9年ぶりにまた福島に行った。

 

被災者でごったがえす福島空港。

自衛隊の方々と大きな空港の会議室で雑魚寝した4夜が、なぜこんなにも残っているのか。

 

最後は原発の爆発でよくわからないまま、逃げるように福島をあとにした。

その時にみた「うつくしま」という文字を私は生涯忘れられないのではないか・・・

 

あれほどの震災の直後なのに、福島の人々にわたしはどこかほっとしていた。

福島の人々といるとなぜかほっとさせられた。

 

9年ぶりに行った母の故郷はやっぱりどこか懐かしかった。

やっぱり私はどこかで福島を、湯本を覚えている。

からっ風も、透き通る青も。方言も笑顔も素朴さも、なんにも失ってはなかった。

 

あの頃の懐かしい人たちにもう一度会いたい。

そして思いっきり甘えたい。

でも、私ももう息子にとってのそういう人にならなきゃいけない側なんだと思うと、もうちょっとは頑張ろうかなと、また祈るようにピアノに向かってしまう。

 

3月。富山。同じように透き通る青。


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