何を思ったか尾崎豊を聴いています。
私が高校生のとき、オークスというブックセンターでこのCDを借りました。
7泊8日で借りるのですが、何度も何度も借りました。今だったらすぐにでも買うんだけど、当時はお金がなかったんです。
高校の修学旅行のバスの中ではあまりに良いからみんなに教えようとヘッドホンをスピーカーにしてフルボリュームで流してたら、担任に怒られました。
でもあとから女学生から感謝された。「あれ、すっごく良かったよ」って。
何年かぶりで聞いてみると、当時を思い出すと同時に、全然違って聴こえる。
歳を取ってしまったのか、成長したのか。
なんか生きるのがうまくなったというか、ずるくなったというか。
そんなに苦しまずに、とりあえず生きとけ!みたいな。
汚れたって、ずるくなったって、それでもみんな、なんとか生きていて。
それでも生きることになにかあるんじゃないかと信じたい。
なんか昔を思い出して泣ける。
どこまでも純粋だった自分。
あぁー、どうしてこんな曲をかけてしまったのか。何も手につかん。
きっとすーからメールが来たからだな。すーは高校時代の友達。
正確にはメールは1月に来てたんだけど、なんか違うボックスに紛れてしまってて、2月に気づくという、バカな私。ごめんね、すー。返したよ。気づいて。