ヨガを始めて1ヶ月が過ぎようとしている。
ヨガの下野先生からいろんなことを教わっている。
思わない喜び、考えない喜びというのもあるんだよと先生は言われた。
私は考えた。
思うに今までの37年で私の人生で自慢できるのは医学しかない。
それは厳しい言い方をすれば医師免許にしがみつく生き方だ。
いい医者になるためには医師免許にしがみつかないことが大切ではないかという気がしている。
医者しかできないから医者をやっているのでは余裕がないから変な力も入るし、いつまでたっても全人的な治療の境地には達せないのではないか。
医者は生涯勉強しなければならない。
だからこそ医学だけではいけない。
そして万が一、自分の力の衰えなどによって必要とされなくなった場合、いつでも辞められるように金銭的なことも含めて準備しておかなければならない。
それが結果として生涯医者で居られる可能性をあげるのではないかと今は考えている。
心の余裕や遊び心を、向学心と同じくらい大切にしたい。