なんか考えさせられちゃいました。
家族って何だろう、人生って何だろうみたいな高尚なことじゃなくて、貧富の差やお金による幸せ、お金じゃ変えない幸せ。それから自分の子供時代のこと。どんなことが楽しかったのか。どんなことが思い出に残っているか。大好きだった叔父のこと。
言葉にならない感じで観終わったのですが、終わった瞬間に後ろのバカ男がこう言いました。
「結局、最後は元に戻るんだから、ウンチャラカンチャラ~~」
場がしらけました(泣)
いかにも男性らしい合理的な思考でございましたが、それを言ったらおしまいでしょ!
だって「結局、最後は死ぬんだから~」と言ってるようなもんでしょ、それって。
私は思うんですが、大事なのは最後じゃないんです。
結果とか最後の形がどうだったのかが大事なわけじゃない。
大事なのは、そこに向かう一歩一歩、1日1日がどうだったかということです。
最後に至るまでに、どんな気持ちで、どんな顔で、1日1日を過ごしたか。
大事なのはそういうことなんじゃないだろうか。
そんなことを思って歩いていました。
また次回作も観に行こうと思いました。