大学3年の夏からバイオリンをはじめました。24歳の夏でした。
私は今年の夏に37歳になるから、13年前のことになります。
13年も昔のことなのに、その日のこと、その夏のことはとっても鮮明に覚えています。
何度も何度もやめようと思ったけど、ここまで続けてこれたのは西村先生だったからです。
大学生の時に先生に「おれ、いつかクリニックを開いて患者さんにコンサートやるから来てね」と言ったら、「日本中どこにだって行くよ」と言ってくれました。
ふぅー、長かった。もう無理と何度か危ない時期があったけど、やっと実現一歩手前までこぎつけました。
大学の同期からは「よくそんなカネにならないこと頑張れるな」と言われたこともあります。
でも目的はカネじゃないんです。
今の時代、費用対効果みたいな考え方が主流なのかもしれませんが、私は大切なことはもっと別にあると考えています。
「それはなんだ?」と言われると困ってしまいますが(笑)、カネに代えられない何かです。
カネに代えられない何かに本気になって、夢中になって、そして絶望に負けないで生きていきたい。
やっとここまで来ました。やった!