脳血管の疾患にもやもや病というのが実際にあります。
しかし、そのもやもや病のことではありません。
心のもやもや病のことです。
私が勝手につけた造語です。
この心のもやもや病は(誰もが経験のあることかもしれませんが)、一度入り込むと出てこられません。
そんなときによく効く言葉の薬を処方いたします。
まず頭で考えることをやめることです。
あえて答えを出さない勇気。
曖昧なまま、ほっとく勇気が大切です。
そして頭で考えるのをやめたなら、あとのことは身体に任せます。
まぁ言うなれば、行動あるのみ。
身体が勝手に動いてしまう、手が勝手に出てしまうことから着手するのです。
『わからない時は前に出る』と私の恩師はよく言っておられました。
その通りだと私も思います。
身体はちゃんとわかっているはず。そう信じていい。
有名なシャロン博士はこう言っています。
『わからない問題にぶち当たった時は、頭で考えちゃダメ。日が暮れちゃうわ。
もっと下で考えるの。
楽しい方を、ワクワクする方を選びなさい。』
世の中何が正しくて何が正しくないのか、白黒つけられることなんてそう多くはない。
むしろほとんどが程度の問題です。
つまりはグレー。
何かの参考にしてみてください。
そしてぜひ動いてください。