ホームにて

nagareyama_20070504-1

ふるさとへ向かう最終に 乗れる人は急ぎなさいと
やさしい やさしい声の駅長が まちなかに叫ぶ

振り向けば空色に汽車は 今ドアが閉まりかけて
灯りと盛る窓の中では 帰り人が笑う
走り出せば 間に合うだろう かざり荷物を振り捨てて
街に街に あいさつを 振り向けばドアは閉まる

たそがれにはさまよう街に 心は今夜もホームにたたずんでいる
ネオンライトでは燃やせない ふるさと行きの乗車券

母親がよくこういって言ってました。
『柏に来てからもずっと、ふっと福島に帰りたくなる時があるんだぁ。何かに吹かれるみたくね・・・』

私にもそれがわかる年齢になりました。

富山が一番好きな場所であることは間違いないんだけど、それとは別に柏に帰ってみたくなる時があります。
きっと、懐かしいんでしょうねぇ・・・

でも、もうあの頃の柏はどこにもないのでしょうね。
あるとしたら、自分の心の中にだけなんでしょう。

十分に分かっているんです。
柏に行ってみたって、さまよい歩いて、さまよい歩いて、心は決して満たされない。

それでもやっぱり、行ってみたいなぁ・・・