
フェルメールを思うたびに考えることがあります。
フェルメールは間違いなく天才ですよね。
でも、そう評価されたのは、死んでから200年後のことです。
私が考えるのは、本人たちは天才かどうかよりも好きを上回るやむにやまれぬ情熱があったんじゃないかということです。そうじゃないと、説明ができない生涯なんです。
だって、彼は生涯、全く評価されない中で描きつづけたってことでしょう・・・
極貧生活で自分の才能を信じ続けるのは、簡単なことじゃなかったと思うんです。もしくは、才能があるのかないのかを上回る、描くことそのものをやめれない情熱があったんじゃないかと思うんです。
お金に困って、一時期、絵を描くのをやめています。それでも、また描くんです。
彼は天才かどうかよりも、世間の評価よりも、そうせずにはいられない気持ちに突き動かされたんだと思うんです。
どうしても、なんとしても、誰が何と言おうと、この道をゆく。
そういうもんですよね・・・