
反響があったので捕捉します。
医師を目指すきっかけとなった先生は中学校の先生です。
結局、一度も担任には当たりませんでした。
でも、なぜかかわいがってくれました。
ねもりんとみんなに呼ばれ、授業中に鼻くそを飛ばし、大声で怒鳴りました。
蹴られたこともあります。挙がらない足で懸命に私の椅子を蹴りました。
医者との関係がうまくいかず、もらった薬は自分で調べてほとんど捨てていました。
医者が大嫌いで、「医者は最低だ、絶対になるな」と何度言われたか知れません。
だんだん、だんだん、体が動かなくなっていきました。
最期まで立派に生き切りました。
今でも私の恩師です。