ラファエル・ナダル

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決勝の相手、ナダルの最近の状況を調べてみました。

ナダルは、去年のこの大会で、フォニーニを相手にかつてからは考えられないテニスをし、敗北しています。
そこから、ナダルは自分を見失ったといっています。それからの僕は、試合相手ではなく、自分の状態ばかりに意識がいくようになった。そして約一年の苦しみを乗り越えて、自分を取り戻しつつあるようです。

ただナダルは自分を取り戻すとかいう表現は嫌いでしょう(笑)。
自分は今、ここにいるんだと。たとえどんな状態の自分だろうと、自分は今、ここにいると。

「僕は過去の自分と今を比べるようなことはしない。僕はその日、一日一日を生きている。毎日、よりよく、より強くなるように努めており、それが僕の比較であって、過去の年や過去のタイトルと比べたりはしない。僕は一日一日を比べ、そこから可能な限り高いところに至ろうと努めているんだ。今日僕はいいレベルでプレーしたし、バックハンドでうまくチャンスをつくることができた。そして明日もまた、よいプレーをするチャンスを手にしている」

 「僕の目標は決してリベンジではあり得ない。僕は雪辱、復讐などということを信じてはいないんだ。昨年は今年とは違う年であり、僕は今日の試合に向かうときに、昨年のフォニーニ戦のことを思い出したりなどしなかった。僕が考えていたのは自分のテニスをすることだったんだ」

ナダルの発言を聞いていると、過去の笑顔に甘えたがったり、それを壊されたことに歯ぎしりしたりしている自分をぶっ飛ばしてやりたくなります。何をやっているんだと。

うまくいかないこと、思い通りにならないことの方が圧倒的に多いはずなのに、ひたすら自分のできることをやって、やって、やって、そうやって今日もコートに出てきているんだよね。

決勝はどっちが勝ってもいい気がしてきました。どっちが勝っても負けても、もう勝ち負けなんかじゃない、大切なものが待っているような、そんな気がしています。ナダルも錦織も、すごい人ですね。感動しています。