医師ときどき絵描き

富山県富山市にある内科クリニックの開業医。医療とアートを地域に届けたい!

医者としての成長

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私がカンファレンスや講習会じゃなくて、診察室を大切にしてきたか。

もちろん、カンファレンスや講習会でもたくさんのことを教えてもらいましたし、そのことに感謝しています。

でも診てもいない患者のことを言いたい放題に言い、責任は全く取らず、その後の容体も全く気にしない姿は医者の姿ではないと私は思います。

カンファレンスは必ずこうなるんです。
現病歴は読み上げられる。そこに人間の息吹や熱はないが、発症イベントの経過はなんとか把握できる。
間髪入れずに、行った検査結果が順次だされる。その検査結果を中心に診断を考えようとする。

これを日野原先生は頭を使わないプラクティスと呼びました。

カンファレンスを何回、何百万回繰り返しても、医者としての成長はないことは断言できます。

本当に患者や家族が抱えている問題を解決しようと、心底思えば、こういうプロセスにはならない。

私自身が千葉大学で良い臨床医に治してもらった経験がたしかにそうささやいているんです。

本当の成長は診察室にしかない。
診察室で患者や家族と必死につかみとる以外に方法はない。

私はそう考えています。