あまつぶ内科

富山県富山市にある内科クリニックです。院長が『自分を表現したい』とはじめたブログです。

本日はお日柄もよく

(本当はあまりこういうことを言っちゃあダメなのかもしれませんが)
今日は診療の合間に本を読んでいました。

村上さんの紀行文を半分くらい読み終えました。

感動的な文章に出会ったので、書き写しておきます。

ラオス(なんか)にいったい何があるんですか?』という問いに村上さんは『いくつかの光景の記憶だけだ』と答え、こう続けています。

『それらの風景が具体的に何かの役に立つことになるのか、ならないのか、それはまだわからない。
結局のところたいした役には立たないまま、ただの思い出として終わってしまうのかもしれない。
しかしそもそも、それが旅というものではないか。それが人生というものではないか。』

この文章を読みながら、私は予備校の古文の先生の口癖を思い出していました。
「役に立つとか立たないとかで判断するのはすごく危険なことなんだぜ。」

そして私がなんで本や旅が好きなのかも少しわかった気がしたんです。

役に立つかどうかよくわからないものを、ただそれをそれとして、そのままあるがまま、どんどん、どんどん頭に放り込んでいくのが好きな気がするんです。
それが時の試練を受けて、何かに変わったりすればそれは最高だけど、基本的に私はそういう日常の(ほかの人にとってはほとんどどうでもいい)些細なことを集めるのがやっぱり好き。

今日はせっせと本が読めて、それはそれでよい一日でした。おわり。
(って、幼稚園児か