父親と息子

いつの時代も父親と息子という関係は難しいものでしょう?
うちもそうでした。

でも父親と息子なんて、それでいいのかなと最近は思うんです。
巣立っていくのが一番なわけだから。

私は父に背中を蹴っ飛ばしてもらえた気がして、本当に感謝しています。
立派に父親の役目を果たしてもらったなと。
ちょっと蹴りが強すぎて、起き上がるのに時間を要しましたけど(笑)

まぁ本音を言うと、ずっとずっと父に自分という人間を認めてもらいたかった。ずっと下に見られ、認めてもらえなかったから。

でも今は違う感じを持っています。
認めてもらう必要なんて、どこにもないんだなと思えるようになった。
開業医として大勢の方に「ありがとう」、「助かったよ」と言われているうちに、自然と変わっていく自分がいた。
父に認めてもらえなくても、世間に認めてもらえればそれでいいんだと。
そう思えてから、とっても楽になった。

それはそうと、文章を書くって結構大変。自分を深く掘り下げなきゃいけないから、エネルギーがいる。特にこういう自分の内面を描くような記事の場合は。
なんで1円にもならないのに、こんなことをやってんだろって思う時もちょっとだけある(笑)

一つは自分のため。書くことで気持ちを整理して、前に進むために。
でも、もう一つは同じ思いをしてる人が、これを読んで少しでも楽になれればと思って・・・

だからもしこれを読んでいる人が、自分を認めてもらえずに苦しんでいるとしたら、どこかにきっとあなたを認めてくれる人はいるんだということを信じてほしい。

そして、ここからが大事なのですが、(あくまで私見ですが・・・)、認めてくれない人に認めてもらおうとすることはあまり頑張らない方がいい。

私も気づくまでに長い年月がかかりましたが、親子ですら無理な場合は無理なんです。
『ふつうはこう』と言われ何度傷ついたか、数知れず。
あとは『奇人・変人』と軽蔑のまなざし・・・
どうでもいい人からなら無視できるんですけど、親みたいにどうしてもわかってほしいみたいな気持ちがあるうちは、けっこうつらかった。ほんと。

変わってるとか、ふつうじゃないことを認められない人に認めてもらうのは、残念だけど無理な場合もある。
その時はどこかにきっといる、尊重し合える人に出会った方がいい。

そのために、その一歩はとっても勇気がいるかもしれないんだけど、その一足を自分で踏み出してほしい。
世の中にはあなたを認めてくれる人は絶対にいるんだから。
それだけは信じていいです。