ちょっとでも誰かを癒しての庭

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4月18日水曜日。雨。

今日は水曜日で午前中のみの診療です。
午後は庭一さん(庭師の方)との打ち合わせ。

クリニックの庭をもっともっと緑いっぱいにしようと思っています。

このところ季節のせいなのか、精神的に不安を抱えた方がいらっしゃいます。

たぶん自分も同じ目にあったことがあるから、より心が反応しちゃうのかも知れない。
風邪のようにパッと治せたらどんなにいいかしれません。
でもそれは不可能なんです。

心療内科で扱う心の疾患は、ゆっくりとゆっくりと、薄皮をはぐように治ります。
だからとくかく、あせらずに、あわてずに、ゆっくりと。
そしてなによりも自分を責めてはダメ。

「どうして私だけ?」
「なぜこんなことに?」
「どうしたらこの苦しみから抜け出すことが出来るのか?」

苦しい時に人は必死に考える。
でも考えても治らないんです。だから考えるのをやめる。
いやむしろ、考えることを手放せた時に治っていく。

人の心はどこまで行っても不思議なものです。
おそらく私たちが心と呼んでいるものは、脳が深くかかわっていて、現代の医学では、そのほとんどが不可知な領域です。

でもこれだけは言えます。
人が頭で考える事なんてたかが知れています。
そして1人の力が及ばない時、人は助け合ったり、補いあったりして、前に進む。
前に進むことではじめてわかることだってあります。

少しでも来てくれた人の心を癒してくれたならという願いを込めて、これからこの庭を変えようと思います。