私がある決断をした時、父はこう言った。
「なぜこの大事な場面で話し合わないのか。」
今でもまだ思い出す。
「なんで話し合わないんだー」が私にはとっても嬉しかった。
30数年の歴史上、ただの一度も話し合いができなかったでしょーが(笑)と私は微笑ましかった。
高校受験の時も、高校中退する時も、浪人する時も、いつも振り返ってくれずに、父の背中と話してきた。
でもそんな父が「なんで話し合わないんだー」と言ったのが可愛くて、愛おしかった。
やっぱり人間、理屈じゃないよなぁ・・・
自分の決断に一片の悔いもないけれど、やっぱり父と母、おじやおばたちの事が大好きだし、元気に生きていってほしいといつも祈っています。