あまつぶ内科

富山県富山市にある内科クリニックです。院長が『自分を表現したい』とはじめたブログです。

『論外くん』シーン19

論外くんは長い夢を見ていました。

 

だいめい 論外の夢(悪夢)

 

昔々、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。

おじいさんとおばあさんは、たくさんのぼたもちを作りました。

あまりにもたくさん作り過ぎてしまったので、棚の上に置いておきました。

 

やがて4人の子供と3人の孫に恵まれました。

 

4人の子供にぼたもちをあげてもまだ余ったので、とりあえずまた棚に上げておきました。

孫のうちの一人がとてもよく懐いたので一緒に暮らすことにしました。

 

おじいさんとおばあさんは孫にこう言い聞かせました。

「食べたいだろうけど、今は私らが作ってあげるからね。棚の上のやつは、いつかこまったらあのぼたもちを食べなさい。」

 

周りの子供たちも孫に~孫に~とお題目のように唱えておりました。

真に受けた論外くんは長い間、口を開けて棚の下で待っておりました。

やがてお腹がすいたので、手を伸ばして食べようとしました。

 

そうすると論外くんの父があらわれてこう言いました。

「待て。お前はどっか行け!あれはオレが食べる。」

 

論外くんはなんだかとても悲しい気持ちになりました。

あまりにもどうしようもない悲しみだったので、論外くんは時間をかけて癒すことにしました。

(参考文献/論外の長い長い夢)

 

論外くんは夢から覚めると、自分が何に傷ついていたか、ようやくわかってきました。

論外くんは元気になってきました。めでたし、めでたし。