
今朝起きてから、小さい頃に読んだ本のことを思い出して、頭から離れません。どうしてだろう・・・
本の題名は忘れたけど、内容は、闘病日記です。
その患者さんはお医者さんにこう聞くのです。
『娘の結婚式の予定がありまして、体調を合わせたいので、私の体調が一番良いのはいつくらいになりそうでしょうか?』
そしたらそのお医者さんはやっとの思いでこう答えるんです。
『今日です』
なんで今頃こんなことを思い出しているんだろう・・・
今日から3月です。
昔、先生がこういう言葉も教えてくれました。
Today is the first day of the rest of your life.
今日があなたの残りの人生で最初の日です。
3月の9日と31日は私にとって大切だった人のそれぞれの命日です。
だから、3月に入ると、毎年、死や孤独を感じるのでしょう。
昨日と今日では私の周りの空気が違います。なんか言葉ではうまく言えないんだけど、優しく切ない感じかな。
死や孤独を見つめられるようになった時、私はそこから生きていく力をもらえるようになった気がします。
こんなことを言う34歳もどうかと思うんだけど、心のどこかでいつか彼女たちに会える日を心待ちにしている自分もいます。おかしいな・・・(笑)