あまつぶ内科

富山県富山市にある内科クリニックです。院長が『自分を表現したい』とはじめたブログです。

退局経験者は語る

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このブログを読んだどこかの准教授あたりがすっ飛んできそうなので、その前に書いておきます。

私が千葉大の整形外科をやめたと聞くと、こう言われました。
『もう働けないぞ、医者の世界は上はみんな知り合いなんだから』

医局を辞めると医者をできないと思っているのは、辞めたことのない人間だけです。
でも、大学を出れば、そんなの大嘘だとすぐにわかります。

大町病院で医局を辞めたらもう医者ができないなんて言ったら、アホかと笑われます。

外に出たことのない人は、お外は怖い、怖いと一生思うもんなんだなとこの時にわかりました。

大体なんで医局を辞めたことのない人間が医局を辞めるとどういう目に合うかわかるのでしょう?
30年やってもこんな考えしかできないんだなとがっかりしました。

確かに研究業績の面で言えば、医局を辞めたら難しいのはわかります。
でもそれは、医者の評価が論文で決まると信じているから、生きていけないという結論になるんです。

論文や医者からの評価じゃなくて、患者の方を向いて仕事をすることができれば、変わると思います。

エリートは挫折に弱いとよく聞きますが、挫折もできないのがエリートなんですね・・・ちょっとかわいそう。